レナードの朝

2016.08.24 12:00|映画
パーキンソン病患者と医師のふれあい。

主演:ロバート・デ・ニーロ 監督:ペニー・マーシャル

現代でも治療法の見つかっていない難病パーキンソン病
その治療法の模索の過程で実際に起きた出来事を元にしている作品となります。

お話は、人付き合いが苦手で臨床医の経験もないセイヤー医師。
研究がメインだったものの慢性神経病患者専門の病院へ移動させられてしまいます。
患者との接し方がわからず困惑しながらも真面目に患者たちに向き合っているうちに
彼らに反射神経が残っている事に気づきます。
セイヤー医師はこの事から手探りで治療模索しながら、わずかではあるも効果が表れてきたため
まだ正式には認められていない新薬を用いた実験的な治療を始めるのでした。

ネタバレになってしまうけれど、上でも触れたようにパーキンソン病に関しては
現代でも効果的な治療手段が見つかっておらず
このお話の元となった1960年代の新薬治療はうまくいきません。

しかし一時的とはいえ、患者たちの症状は緩和し、自我を取り戻す事に成功します。
これを幸せな出来事ととらえるか、それともやがて潰える希望を与えてしまった残酷な行為ととらえるか
とても判断が難しく答えが出ません。

この作品の中心となるパーキンソン病患者のレナードは
治療に協力的であり、自分に起こる症状を今後の研究・治療に役立ててほしいと
その姿を記録させる様を見ていると否定的な意見は持ちたくありません。
今はまだ成果は出ていないけれど、きっといつか彼の努力が報われると信じます。

とても切ない内容ではあるけれど
作品自体は穏やかで明るくて優しさにあふれているし
ストーリーテンポ良いからとても気軽に観られると思います。

とても良い作品だと思います。
難しい題材ではあるけれど、わかりやすく作られているので
誰にでもおススメの出来る作品です。
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