私の中のあなた

2017.03.25 12:00|映画
少女は自分を守るため両親に対して訴訟を起こす。

出演:アビゲイル・ブレスリン 監督:ニック・カサヴェテス

白血病を患い生命の危機に瀕する姉を中心にすれ違い続けながらなんとか家族の形を保っていた一家が
姉への移植ドナーとして生まれてきた妹アナの臓器提供の拒否を訴えた両親への訴訟で
今まで抱えてきた家族それぞれのわだかまりがあらわになります。

お話は、11歳の少女アナは幼くして白血病を患ってしまった姉ケイトへの移植ドナーとして
遺伝子操作によって生まれてきたのでした。
アナはその生まれから幼少時より過酷な手術を受けさせられ、ついに腎不全となったケイトへの
腎臓提供を母サラにより強要されてしまいます。
腎臓を提供すれば今までのような不自由の無い生活は困難になってしまう事から
アナは弁護士を雇い、臓器提供を拒むための訴訟を両親を相手に起こすのでした。

臓器移植を受けなければ確実に死んでしまう姉ケイト、
ケイトの事がすべて中心となり、ほかの子供達の事を蔑ろにする母サラ、
そして、姉への臓器提供を拒み実の両親に訴訟を起こしたアナ。
一見するとわだかまりを抱え、家族仲が悪いのかと思いきや・・・
家族みんながケイトの事を本当に愛していて、ケイトもまた家族を心から愛しているのが
とてもよく伝わってきました。

じゃあなぜアナは訴訟を起こしたのか?は、この作品のとても大切な部分なので語ることは出来ないけれど
答えは優しくて温かいものになっているので、気分が悪くなるような展開もなく
最後まで安心して観ることが出来ました♪

でも、題材はとても重たいし
本当はすごく優しいからこそ、ケイトの境遇とその環境につい涙が(ノд・。) グスン
ストーリーも面白いし惹きこまれるからこそ観ているのが辛くなります><
優しくて温かいからこそ悲しい。・゜・(pゝД;`q)・゜・

そして母サラに対しては、観る人のほとんどが共感出来ないし酷い親だと思うだろうけれど
サラと同じ立場となってみないと実際に人はどう行動するのかわからないんじゃないかなと
このへんは本当に難しいです。
アナの生まれた理由からは、アナを本当に娘としての認識を持てているのかもわからないよね><
単なる道具なのか、ケイトほどではないにしても愛はあるのかは誰にも分からない。
でも、父ブライアンはアナによる訴訟で初めてではあるけれど
ちゃんと自分達の娘としての認識を持つようになり、アナに対する理解があったのが救いかな。
サラと一緒になってアナに無理強いするような事がなくて良かった。

純粋にストーリーの面白さだけでなく、こういった面で色々と考えさせされる作品となっていて
ただ観て面白かっただけでは終わらない、良い作品でした。
ヒューマン・ストーリーが好きな人にはおススメ出来る作品です(●ゝω・)ノ
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

| 2017.05 |
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
プロフィール

もやしっこ

Author:もやしっこ
(あやせむぎ&こむぎ)

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

QRコード

QR

  • ページトップへ
  • ホームへ